戸越ザンスは4日、世田谷野毛公園野球場で東京アドメンと2回目の対戦となる練習試合を行い、8−5で勝利を飾った。
この日の東京は最高気温34度という真夏の暑さ。徹夜明け3名を含むザンスは今回、監督含め9人というギリギリのメンバー。対する東京アドメンには、普段はザンスの背番号4を背負う西崎暢之選手をはじめ、元F1der編集部員の橋本浩介選手もアドメンに電撃加入。ザンスを良く知る選手が2名もおり、さすがのザンスも苦戦が予想された。
後攻をとったザンスは、まずは先発の田中健一(F1速報)がマウンドへ。徹夜明け1号の田中だが、立ち上がりから制球に苦しみ、四球などで初回から満塁のピンチを招いてしまう。しかし、これをなんとか無得点でしのいだザンス。その裏、勢いに乗って先取点を取りたいところだったが、1番滝川和臣(AUTOSPORT)、2番杉本邦彦(AUTOSPORTweb)、3番石橋勝也(制作G)が相次いで早打ち。相手投手は4球しか投げずに初回を終えてしまう。
味方の心ない仕打ちと暑さが先発の田中を襲う。2回、これまた四球、ヒットなどで溜まったランナーをよりによって東京アドメン・橋本選手のツーベースで返され、先取点を許す。さらに長短打を浴びたザンスはこの回4失点。なんとかこの回をしのいだが、田中に疲労の色が見える。
その裏、ザンスは4番に座った先頭の藤島雄一郎が前回の反省を活かし、相手投手に球数を投げさせる作戦に。見事四球を選んだ藤島に続き、5番平野隆治(AUTOSPORT)がチーム初ヒット。さらにたたみかけたザンスは、この回なんと打者一巡の猛攻。一気に7点を返してみせた。
3回以降はザンス守備陣も立ち直り、サード高山祐紀(F1速報)が何度も好フィールディングをみせたり、新ミットで気合の入るキャッチャー滝川がチーム初の二盗殺をみせるなど、アドメンの追撃を1点に抑えきる。逆に1点を加算したザンスは、ピッチャー田中が酷暑の中最後まで投げきりアドメン戦2連勝を飾った。
試合後、ザンスナインはあまりの暑さと疲労によりしばらくグッタリ。まさに精神力と気力でつかんだ勝利と言えよう。
●この日は2打数1安打と自らも気を吐いた高橋浩司監督のコメント「今日はメンバーもギリギリで、自分が入ったライトでは少々迷惑もかけてしまった。しかし、今日のメンバー全員があの暑さの中でよく戦ってくれた。まさに熱闘! 野毛公園という感じだったね。今日の勝利はまさにメンバー全員の勝利。次回もこのように気持ちの入ったプレイをしていけばまた勝利はこちらに転がり込んでくるはずだ。この暑さの中、こまめに水分補給を行ったのも勝因だろう。まさに熱中症に勝ってナンボだな。ふははは」
●同じく猛暑が伝えられるハンガリーで勝利の報を聞いた水野ハルローTDのコメント「自分が不在の中で、チームがこれだけの成績を収めてくれたのは嬉しい。ハンガリーで思わず雄叫びを上げてしまったら、周りに心配されたよ。ちなみに、ハンガリーの人たちにも野球の素晴らしさを伝えようと努力したんだけど、結局言葉がわからずに伝えられなかった。まずは語学の勉強から始めないとイカンね」
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